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2015_09
10
(Thu)20:50

北への男旅 13日目

天塩弥生駅

※ 私が訪れてから約一か月後の建築状況です。
   古ぼけて見えるのは、わざとそう見える仕上げをしています。
   一部に実際に駅舎で使われてた部分もあります。
   民宿の名前は現役時代の 「天塩弥生駅」 とそのまま。

  

13日目の朝が来ました。
久しぶりの再会の後は再び別れが待ってます。
気持ちに区切りをつけるため、前夜のうちに支度を済ませ
早朝7時には出発することにしました。

話したいことが終わったわけじゃないし、ゆっくりしたいけど
まだこの先の約束もありますので歩みを進めなければ
なりません。

固い握手とハグを交わしてまたの再会を誓います。
もう涙目になってる彼の顔は目を合わせられません。
後ろ髪引かれる想いを振り切りアクセルを開けました。

いつまでも手を振る彼に振り返って手を振って答えます。
アクセルは緩めず引き返したい気持ちを必死で抑えます。
楽しかったひと時は終わりました。

彼の姿が見えなくなった途端、抑えていたものが
溢れだしヘルメットの中で号泣しました。
周りに何もないので聞かれる心配も無く思うがまま
言葉になってない雄たけびを山間に浴びせました。

19の時から一人旅を始めてこれまでに何百回と
経験してきた出会いと別れ・・・・・
決して慣れないし辛いけどこれが旅人の宿命。

旅を続ける限り逃れられない

でも泣き終わった後に幸せを感じるんですね。
だからやめられない。



さて今日も相変わらず泣き出しそうな空。
札幌の民宿で関東から上がってくる友人との待ち合わせ。
朝早かったので時間はあるのですが午後になれば
更に降水確率が上がるので道内入って初めての
高速道路も使って札幌を目指します。


大通り公園

昼少し前には札幌市内に入るととりあえず大通り公園へ。
ここで噴水の前で涼を取りながらトウモロコシを食べ
芝生で昼寝をと思っていたのですが思いの他・・・・

人がわんさかいるので

とてもじゃないが落ち着いて休憩できそうもないし
バイク停める場所も見当たらなかったのでテレビ塔を
写真にとってそそくさと退散しました。



元ライダーハウス

その後札幌市電を撮影していたのですが天気が怪しい・・でも
宿に向かう前にどうしてももう一か所行きたい場所がありました。
28年前の記憶を辿りながらようやく探し当てたのがここ。

はい、一見ただの民家ですが場所は間違いありません。
実は当時この場所には札幌で2件しかなかったうちの1件の
ライダーハウスがあったのです。

※ ライダーハウスとは名の通りライダー向けの簡易宿で
   基本的に屋根と畳(場所によってはカーペット)を提供する
   のみで、その代りキャンプ場並の料金で利用できます。


ライダーハウス

当時の結一残る写真です。(私は前列の左端)

28年前、最初の日本一周で札幌に辿り着いた時には資金が
底を付いてしまい仕方なく札幌駅前でうろうろしていた時に
二条市場でお土産物屋を営む社長さんに声を掛けられました。

「ライダーハウスやってるから手伝わないか?」

そうですこの社長さん、本業はお土産物屋ですが自宅の旧家
を改造して札幌郊外でライダーハウスを経営していたのです。
宿のヘルパーなんて未経験だったのですが背に腹は変えれず
ここで半月程バイトをすることになったのです。

仕事と言えば札幌駅前で宿を探してるライダーを引っ張り込む
ことと、客になってくれたライダーさんを夕方に近くの銭湯に
送迎することと、連泊される方に昼食を作ってあげることなど。

ほとんど一人でこなすので大変だったけど当時のマックの
時給よりは良いアルバイト料をくれました。
この経験が後のYHでのヘルパーで役にも立ちましたし。

そして何よりもここで知り合った人が大きな財産にもなり
28年経った今でも連絡を取っている方が何人もいます。

今回、当時お世話になった社長さんにお礼を言うべく訪ねた
のですが跡地に建ってる民家も表札が違っており社長さん
一家は今この場所に居ないようでした。

会えなかったのは残念ですが探す時間はありません。
そろそろ今夜の宿に向かわなければ雨に降られそうなので
悔いが残るままこの場を後にしました。


13日目 第2話につづく


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