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2015_09
05
(Sat)04:06

北への男旅 10日目 

もも崖
※本文と違って画像は到着日のものです。

島に来て2日目になりました。
ここ桃岩荘では厳しい規律により全員が朝6時半に起床です。
消灯はイベントなどで遅らすこともありますが起床は不変。

酒は飲めないし掃除や食器洗いもあるしプライバシーなんて
ほぼ無い昭和時代のままのYHなので今時の人には敬遠
されることもありますが、でもここがいいと戻ってくる人も
たくさんいる今や日本一不思議な宿です。

前記事で周囲2km何も無いと書きましたが、それどころか
立地そのものも特殊で後ろはしょっちゅう崖崩れを起こす
100m級の岩山、前は数歩歩けばすぐ海です。

よくもまあこんなところに宿が

と感じる方も多いでしょうが元から宿だった訳ではなく
ここは明治初期に建てられたニシン番屋だったのです。
それを50年ほど前に改築・大修繕をして宿になったのです。

ニシン番屋自体はかつて北海道の沿岸に数多くありました。
残っているものもありますが殆どが観光用に整備され
見学用でして、ここのように転用されてるけど現役なんて
他には1軒もありません。

建築されて、すでに150年近く経ちますし現役で使用する
為に何度か改築され原型はやや損なわれていますが
柱や梁などの基礎は当時のまま手を加えられてません。



いろり2

これが桃岩荘のメインルーム 「いろりの間」 です。
夜のミーティングはもちろんですが、その時間以外は
宿泊者同士が歓談したり昼寝したりおやつ食ったりと
自由に過ごせます。(現在は禁煙になりました)

私は昼食終えて皆が出払って誰もいなくなったここで
大の字になって昼寝をするのが大好きでした。
聞こえるのはゴメ(海鳥)の鳴き声と波の音だけ。
人工物の音は時々宿の予約電話が鳴るくらいです。

ヒンヤリとした床板と差し込む柔らかな日差しと
心地よい風、そして自然だけの音・・・・。
ここは時間の流れ方が明らかに違うのです。

贅沢で穏やかな時間を満喫できます。




ゴロゴロしていてもいいのですが折角なので島散策。
相棒に跨り、島の先端まで走ることにしました。
小さな島なので端から端まで走っても40km弱です。



島で昼食

散策がてら先代ペアレントさんの墓参りも済ませて
港近くまで戻ってくるとちょうどお昼過ぎになりました。
昨日はウニ丼と贅沢しましたので今日はコンビニ弁当。
港の岸壁で利尻富士を見ながら頂きます。

飯食いながら明日には島を出ることにしました。
予定では3泊するつもりでしたが、これ以上いると
また抜け出せなくなってしまうかも知れないと。

1987年に初めてここに来た時はあまりの居心地の
良さにいきなり9連泊し、一か月後にはまた戻って
11連泊するという自身初の快挙?を達成したのです。

それまでの旅では同じところには2連泊以上はまず
しなかったし、その2連泊だって洗濯物が溜まってたか
天候が悪くて仕方なくの場合が殆どでしたから。

人により合う合わないはありますが私にはこれまで
経験したことのないほど波長の合う場所だったのです。
何もしなくても退屈なんて感じないし、ただそこにいる
だけで不思議と心地よい場所なんです。

早く島を出ないとまずい!

快楽を覚えている細胞が目覚める前にここを出ます。
いまならまだ振り切れるはずと心に決めて・・・。



11日目につづく


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