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2013_09
07
(Sat)05:08

50男九州一人旅 8日目 その3

乗船前

再びフェリーターミナルに戻り再会した彼女ともお別れ。
満席の為か予定より早く乗船手続きが始まりました。
書類提出と乗船料を払って駐車場で積込みの順番を待ちます。

え?彼女とのデートの様子はどうなんだって?
掲載も考えましたが大切な思い出なので胸に秘めておきます。
大人の事情って奴をどうかご理解くだされ。^^



みやざき丸

船に乗る経験、機会のない人の為に説明しますと大量の荷物と
クルマと人を積むので通常は出港の1時間前には港に来て
手続きを始めなければなりません。

この14000t級のフェリーでトラック120台、クルマ90台
乗客が700名乗船可能なのでこれらを全て積むのに1時間以上
かかり、満席満載の時は大抵出港が遅れます。

これだけいると予約客の中に大抵遅れてくる馬鹿がいますので
更に出港が遅れるのが常でこの日も20分遅れの出港でした。
船のダイヤは予めこの程度は想定内ですので到着が遅れることは
まずありません。



お見送り

バイクを船に固定したのを見届け自分の荷物をベッドに置いて
デッキに出て船着場を見るとまだ彼女が居るではありませんか!
「俺はここでいいから早く帰って旦那と息子のメシ作ったれ」
と言ったのにどうやら俺を出港まで見送るつもりのようです。

船って言うのは別れの時には実につらい乗り物なんですよ。
飛行機なら搭乗ゲートで電車ならドアが閉まればあっという間に
互いの姿が見えなくなってしまいますが船はそうは行かない。

この時も出港が20分遅れたのでいつまでも眼下に彼女が
見えるし出港を始めても船はゆっくりなので少しづつ少しづつ
人影が小さくなっていくんです。



バイバイ

いつまでも手を振る彼女に答えて俺も見えなくなるまで
手を振る続けているといろいろな想いが心の中で錯綜して
どんどん寂しくなっていきます。

これで九州旅が終わってしまうこと

今日の思い出とこれまでの25年の想い

今日の日を実現できた満足感・・・・

泣くもんか!と気張ってましたけど隣に居た小さな男の子が
故郷のおばあちゃんと別れるのが辛くて泣き出したのに
つられて涙腺が緩みまくってるところにトドメのメール。


最後のメール

もうダメでした。
このメールが届いたとき港が見えなくなって船内の食堂で
夕食を食べる寸前で周りには多くの乗船客が居たのですが・・

顔を伏せて泣きました。

彼女といっても恋仲というわけではないんですが私からの
申し出に答えてくれ今日の日を一緒に過ごすことが出来たこと。
25年間年賀状での挨拶が精々だった距離を一度だけでも
再会する事が出来た喜びとあっという間に終わった寂しさ・・

別れで泣ける友達がいる。

この瞬間は寂しさで一杯でしたが後になって考えて見ると
これがどれほど幸せなことかと・・・

自分の進んできた道は間違いではなかった。
反対もあったし失ったものもあったけど人生において
これ以上無い心の充実を味わうことが出来たと自負している。

辛いこともあったし寂しさを感じたこともあった一人旅。
それも間もなく終わろうとしています。



9日目に続く



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