--_--
--
(--)--:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012_06
18
(Mon)04:36

老舗の挑戦

katoEF510

既に多くの方で語りつくされた感のあるKATOのEF510。
16番の模型業界に久しぶりに旋風を巻き起こしたこの製品を
私なりの見解で書いて見たいと思います。

この製品の最大の特徴はなんといってもその価格でしょう。
値段発表を聞いて驚かれた方が多くいらっしゃたのが容易に想像できます。
もちろん私もその一人でしたから。

定価13,340円で量販店なら2割引が効きますから実質約1万円!
Nゲージのプラ製機関車でも1万円を超えるものがあるくらいですから
この価格がこれまでの常識を大きく破ったことになります。

25年ほど前にKATOが13000円のDD51を登場させた時の
インパクトも大きかったのですが、現代のようにプラ製品があふれ
高品質、高価格化しているなかでのこの値段は次元が違います。

元々他のプラ製品メーカーより安価に出してるメーカーが更に
安くしてきたわけですから他メーカーの担当者も相当驚かれたでしょう。
更に他メーカーが海外生産で生産コストを抑えているのにKATOの
凄いところは100%国内製造だというところです。

KATO担当者は「Nゲージのモーターを使うことで安く出来た」と
おっしゃっておりますが無論それだけでこの価格は不可能でしょう。
以前にEF65PFの貨物色を買ったときにも書きましたが
工場の出荷額は定価の4割程度なので実質5000円でこの機関車は
出来ているということになります。

鉄道模型とは何か?

スタートをそこまで戻さないとこの製品は生まれなかったでしょう。
現状を見ればプラ製品と言えどハイディティール高価格が進み
今や25年前のブラス製品並みになっていてそれでも人気があれば
売れています。

じゃあ同じクラスで作ればいい!

そう考えるのは凡人でしてKATOはその一歩先を見たのでしょう。
「このままではプラ製品といえども先細りになってしまう!」と。
事実、我が花月園運転会でも近年は若手の参入が非常に少なくて
高齢化がどんどん進んでいます。

どうしたら若手が参入できるか? と考えたKATOの解答の一つが
このEF510だとすれば納得の行くものがあります。
まず若手にも馴染み深い現役最新の機関車だということと
誰もが知る列車の牽引機だということでしょう。

そして価格を下げるためにあえて時流に逆らって簡易化したことで
価格とデティールのバランスを上手く保つことに成功してます。
これで充分!と思わせる設計の巧みさに老舗の意地を見た気がします。

このコンセプトに私も目からウロコが落ちたような思いです。
手すり?、ワイパー? そんなもの無くてもいいじゃん!
気になってきたら自分で付ければいいし、走る姿に必要を感じません。
まずは入り口を開くことが重要なんですね。

と言うことで私も買う前はストックパーツでディティールアップを
考えてましたがKATOの設計陣に敬意を表して当分はこのままとします。
それよりも北斗星もカシオペアも欲しくなってしまいました。^^

3両買ってもTOMIXのPS以下の値段!

幸せな時代に生きたこと。
勇気ある会社が存在した事に感謝!


スポンサーサイト

C.O.M.M.E.N.T

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。