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2007_01
06
(Sat)15:10

やる気の問題

分解中のC12

今日の工作は「お仕事」である。

画像の蒸気機関車は隣市に住む知人の物で1970年代に
発売されたC12型である。30数年前でも3万以上したシロモノ。
鉄道模型の中で蒸気機関車は最も高価な部類に入る。
国鉄型では一番小さなSLでもあるが現在なら20万近くなる。
だから最新製品なんて普通の所得の人は買えない。

だから古い製品を直して使う人が多いのだが全てがそのまま
直るわけではないのである。
一番の問題はモーターで30数年前と現在とでは天と地程の性能
の違いがあり消費電力が多く音もうるさい昔のモーターでは
現在の製品と混在させると制御上の制約も多い。

そこで古い製品のモーターを取り外して近年の物に交換する
作業を依頼されていたのであるが私の本業は修理屋じゃないので
請け負う条件は「いつでもいいのなら」である。
工作自体はさほど難しいものではない。分解、組付け、調整まで
やっても問題なければ1時間あれば出来る。

ただし難しくないと言っても人様の所有物で高価なものだから
よほど精神状態が良くないと手を付けないことにしてるのだ。
今回の物も依頼されたのは半年以上前なのだ。

忘れてたんじゃないのかオマエ?

と言われれば・・・あえて反論はしない(^-^)フフ

文句でも言われようものなら 「じゃ自分でやれば?」
といつでも突っ返す非情な闇修理屋だったりする。
もちろん専門で修理をやってくれる業者も存在するが
この程度の内容でも1万円程度じゃまずやってくれないのだ。
そこで私のところへ持ち込まれるのである。

さっそく分解してみるとこの製品が70年代ということが
良くわかるのだ。上下を留めるビスはマイナス(現在は全てプラス)
だし要の部品も高価なロスト(真鍮を鋳造した物)は使っておらず
ほぼ挽き物(フライスで切削した物)ばかりだ。
材料費がかかってなくても手間をかけて作りこんでいる。
16番模型の全盛時代は量産が前提にあってここまで落ち着いて
作りこんだ物は実は珍しい。その分高価なのは仕方ないが。

1時間で終えるはずがギヤボックスのスペーサーが噛み込んでいて
取り外しが容易ではなさそうなので今回はいったん中止する。
ヘタに壊したら部品代が万単位で圧し掛かってくるのだ。
まあ、今度の運転会に間に合えばいいだろう。

どうせ俺のじゃないし^^

闇業者は非情が常。わはは。
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C.O.M.M.E.N.T

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