15年ほど前までNゲージも200両弱所有してました。
16番もプラ製品が出始めた頃でしたが現在のようなプラ全盛期を迎えるとは
思ってなかったので今後もNゲージ中心で続けていくつもりだったのです。
それがちょっとしたきっかけでNゲージを撤退する決心をしたのです。
ちょうど16番の中古模型に手を出し始め、ある日宮沢のD50を入手したのです。
中学生の頃に16番製品を所有したことがあるとはいえ蒸気機関車は生涯初めてです。
現在の目で見ればあれこれと注文つけたいレベルの製品ですが当時の私には
大変な高級品を手にしたと毎晩じっくり眺めて楽しんだものです。
別の日にKATOのNゲージのC57を見ていて違和感を感じました。
先台車の先輪が異常に分厚くてあまりにもスケール感から離れたものだったのです。
もちろん走行性能重視の設計ですからそんなことは解ってるつもりでしたが
実際に16番製品を手にして比べる対象が出来ると急激に情熱が冷めたのです。
模型としてのデフォルメは16番でもありますがNでは許容を越えていました。
結局Nゲージ車両・線路の全ては当時付き合いのあった仲間に全て譲ってしまい
数は少なくても納得いく16番でこれから行こうと決心し以来15年・・・。
2度と手を出すつもりのなかったはずが先日の丸栄鉄道模型展で16番以上に
私をブースに張り付けた製品がありました。
トミーの「鉄コレ」の京都市電2000型です。生まれ育った街に路面電車が走ってることもあって私は大のチンチン電車好き。
16番でも路面電車をやりたかったのですが資金的に難しく一時は手を出したものの
結局製品の少なさや部品の入手難などあってすぐに撤退してしまっていました。
最近になってNゲージでは路面電車の製品化が相次ぎましたが一部の製品を
除けば相変わらずスケールオーバーの車輪で購入意欲が湧きません。
車体が小さく条件が更に厳しい路面電車では無理かなとあきらめてました。
そんな時に模型展で目にした鉄コレの京都市電には驚いたものです。

最大の進歩は専用の4mm径車輪の採用です。
他メーカーの特製品に存在したことこそありましたが後の展開はなくて
大手メーカーの量産品として登場したことに今後の期待が持てるのです。
4mm径といえば実物換算で600mmですからほぼスケールと一致します。
大きめのフランジがちょっと残念ですがこれは線路との兼ね合いもあるので
簡単には出来ないでしょうが腰高感はないので良しとします。
特筆すべきは片台車駆動ながらちゃんとゴムタイヤ巻いてて床下のウェイトと
モーター横に取り付けられたフライホイールの相乗効果で走行性能が
抜群にいいことが模型展のデモ走行見ててわかります。
YouTubeに動画がありました。京都市電走行動画 ← クリックすれば別窓で再生
これで動力装置を入れても実売で4000円を切るのですからたまりません。^^
地元に帰って翌日さっそくお買い上げとなりました。
残念なのはお金がなくて路面道床付きの線路が買えなかったんですが
動力装置の箱書きには数種類の台車が書かれており今後の展開も期待です。
ヤバイぞこれ! (´∀`;)今後の鉄模生活が大きく変わるかも。
既にブログカテゴリにNゲージって作っちゃってるし。^^;
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