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2011_03
06
(Sun)09:50

こちらもやらねば EF5860編  完結編

再び分解

「こだま運転会」でのデビューに向けてEF5860の最終整備です。
外装については前回までに終了してますので最後は走りの要となる動力装置の
整備の為、再び分解して開始です。

☆ この記事は3月4日時点での工作状況です。



ギヤBOXの内部

70年代の後期、両軸モーターの採用と共に登場した天賞堂のダイカストギヤブロック。
95年以降順次、現行の主要製品に採用されているTAギヤ方式に変わりましたが
「ベーシックシリーズ」には現在も採用されている非常に息の長い部品でもあります。

70年代と言えば機関車も電車もインサイド式開放ギヤの時代。
機械曲げの帯板にプレス抜きのギヤで耐久性がありましたが、いかんせん開放型ギヤ故の
周囲への油汚れ、品質精度のバラつきによる騒音など問題が多くメーカーによっては
インサイドギヤーにカバーを付けたり、ギヤの一部を樹脂化するなどの対策も見られ
ましたがどれも決定打とはならず次世代の駆動メカが必要と嘱望されてた頃でした。

そんな中でいち早くギヤボックスの密閉化を進めたのが機関車メーカーの雄「天賞堂」。
画像の両軸モーター用の一世代前に片軸モーター用のダイカストブロックもありましたが
そちらについてはあまり成功作とは言えず、この二代目で花を咲かす事になります。

☆初代は時代的に樹脂ギヤの品質が不安定でよく割れたと聞きます。

開けて見ると判るのですが一見複雑ながら実に単純な構造だと気が付きます。
動輪こそ車軸にスリーブを付けて回転精度を確保してますが平ギヤーは軸の保持に
一切の固定構造をしておらず、塗布された油(グリス)のみで軸先を保護する
のでやや不安もありますが、これは自動車エンジンのカムシャフトなどにも採用される
方式であり理論上グリス切れの無い密閉型ボックスの長所であります。
最大の長所は部品点数を最小限にまで減らせるのでそれだけトラブる原因が減る事です。

加えて金属ギヤの間に樹脂ギヤを挟む事によって騒音を減らす事にも成功しています。
本来樹脂ギヤが採用されたのは密閉化による熱の篭り対策だと思いますが一石二鳥の
効果があったわけで当時の技術としてみればかなり真面目に取り組んで開発された
ことがわかります。


軸箱可動の必要が無ければギヤボックスとして完成形としても過言ではありません。
それを30年以上前から製品化しているのですから素晴らしい。



浸けおき

分解した車輪とギヤは古いグリスを落とす為、薄め液に浸したあと細筆などを
使って丁寧に仕上げます。

☆ラッカー系シンナーなど強度の揮発系は樹脂の分子構造を変化させ脆くなる
 場合がありますので不安な方は先剤洗いでも充分です。




綿棒で拭く

ダイカストボックスに付いたグリスも綿棒などで綺麗に取り除きます。
30年前のグリスと現在の物では恐らく全く成分が異なっていますので
混ざってしまうと性能を発揮できないどころか化学変化を起こす可能性が
ありますのでここは徹底的に行います。

失敗したら再生不可能になります。^^;
もう部品としては入手できないので。


グリスぬる

最後にしっかりと新しいグリスを塗ってやります。
使用したのは画像のタミヤ製のラジコン用で500円くらいだったかな?

実は工業用グリスって非常に性能、価格に幅があり10gで5000円なんて
超高級品もあったりしますがそんなのは模型用には過剰品質!!
模型には模型用と明記されたものが1番です。

後は再組して試験走行して準備完了!!




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