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2010_05
08
(Sat)13:17

オヤジの休日

我が家は6人家族なので普段は一人で食事を取る事はほとんどない。
しかし今日は休日の朝の工作を終えて1階に下りても人の気配が無い。
妻は出勤日、子供達はそれぞれ部活動か塾か、婆ちゃんは老人会ってとこか。
仕方ないので有り合わせで昼食を作る。

らーめん

札幌ラーメン塩味にネギとハムと生卵をのせただけ。
男一人の昼食なんて普段はこんなもので充分でここら辺は独身時代と変わってない。
凝った料理を作るのは食べてもらう人が居る時だけで自分の腹だけなら何でもいい。

ちなみにいくら面倒だからってカップラーメンで済ます事はまず無い。
どんなに単純な料理でも包丁で材料を切り火を使って作る事にしている。
お湯を入れてただ何かをしながら待つより作る過程でのささやかな緊張感が好きなのだ。
それに自分の好みにアレンジすることが出来る袋ラーメンのほうがいい。

袋の裏に書いてある作り方はあくまでも基本であってその通りにしろという事ではない。
例えば麺の茹で時間を変えれば好みの硬さを作れるし汁の量を変えれば濃さが調節できる。
他にも思いついた事をいろいろ試すのにこれほど手軽な素材もない。
味噌ラーメンだったら家庭にある味噌をちょっと加えてやれば風味が引き立つし
定番にこだわらないトッピングをすれば自分だけのオリジナルが出来たりする。

ただ調子に乗りすぎて失敗もある。

いつだったか家族の夕飯にとカレーを作っていたのだがホンの思いつきで
バナナを1本の半分くらい入れてみたことがある。
TVCMでリンゴと蜂蜜!なんて言ってるからバナナでもいいんじゃね?と
ところがこれが大失敗。

バナナって奴は思った以上に香りが強くて
甘ったるい匂いが台所中に広がりとてもじゃないが食えたもんじゃない。

思わずそんなバナナ!と叫びたい気持ちであった。

もちろん二度とバナナを入れることは無くなったのだがここで言いたいのは
成功とは挑戦の結果であってマニュアル通り事が進んだ事ではない。
以前こんな事があった。

北海道を一人旅していた当時、あるキャンプ場で仲良くなったライダーと
一緒に夕飯を作っていたのだがそこに昼間は農場でバイトしている長期滞在者が
加わりバイト先で分けてもらった大量のニンジンを持ってきた。

さっそく自分達のカレーにも入れたのだがあまりに量が多いので
隣にいた恐らくどこかの大学のサークルと思われる男女10人くらいの集まりに
「これ農家で頂いたニンジンですけどいかがですか?」とおすそ分けしようとした。
彼らもカレーを作っていたからだ。

一人の女性が怪訝そうな表情をして意外な事を口にした。

「箱に書いてある分の材料は用意してるから結構です。」

つまり彼らにとって箱書きのマニュアルが絶対でありそれ以外は全て間違いなのだ。
ホンの少しでも箱書きされた分量を守らない事はどうやら許せないらしい。
我々も厚意を無にされた事よりこの女学生?の剣幕に少々唖然としてしまった。
自由を謳歌しに来たはずのキャンプ場で俗世の規律に支配されている事に
すこし哀れみを憶えたほどだ。

あれからもう25年近い時間が経った。
私らがそうなったように件の女学生もどこかで中年になっている。

どんな大人になったのか想像するのもちょっと怖い。


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C.O.M.M.E.N.T

>単に生理的に受け付けられなかった

可能性は無い事も無いですな。
こちらは何ヶ月も旅してきて見るからに怪しい風貌になってたし。 ^^;

2010/05/29 (Sat) 16:36 | りゅーでん #- | URL | 編集 | 返信

りゅーでん様

はじめまして。何時も楽しく拝見させていただいております。
ところで件の女性が今どんな女性になっているのかは知る由もありませんが、
単に生理的にりゅーでんさん達を受け付けられなかっただけ、とか?(笑)

2010/05/26 (Wed) 22:54 | ひろぽん #bs0BigrY | URL | 編集 | 返信

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